バガボンド 第32巻

「2010年中に完結」と作者の井上雄彦から宣言されたバガボンドの新刊。

武蔵と伊藤一刀斎の対決の顛末と、武蔵と自身の中にあった「天下無双」という生き物との訣別、そして小次郎編で語られなかったその後が描かれている。

一刀斎が武蔵に付けた点数が1000点。
そして、天下無双に最も近いと言われるその一刀斎の右腕を小次郎が斬っていたとは!
関ヶ原の後、あんなことがあったとは驚きです。

いよいよ武蔵と小次郎の再開が近付いてました。物語も最終章といったところ。

原作である吉川英治宮本武蔵とは、ほぼ別物になり、井上雄彦宮本武蔵となったこの作品が、どういった結末となるのか…。
期待してます。